会場調査法（CLT）

会場調査は、ＣＬＴ（セントラルロケーションテスト）とも呼ばれ、 特定の会場に対象者を集めて調査する方法です。

特　徴

特定の会場で調査担当者の管理のもと実施する調査なので 多数の調査員による訪問調査と異なり、実査を正確なコントロールの下で行なえます。対象者に試作品やモデル、ＣＦなど現物を提示して評価することが可能であり、 また、データ収集・分析も比較的短時間で済むため、 効率よく短期間でサンプルを集めることができます。対象者はあらかじめサンプリングされた対象者を会場に呼ぶ事前リクルートと、 会場近くの街頭で協力者を募る街頭リクルートがあります。

用　途

商品などの現物を対象者に呈示することができるので、パッケージデザインなどの評価テストや、 食品・飲料などのテイストテストなど、商品化の前に消費者の反応を定量的に把握したいときや、 テレビＣＭ・新聞広告・雑誌広告を実際に消費者に提示した上での評価を測定するときなどに有効です。
また、既存商品や公開済の広告の評価を定量的に把握したいときなどにも、 競合商品との比較や広告効果の測定によって、 商品企画や広告企画の改善に役立てることができます。

弊社では調査の企画・立案から実査・集計、調査結果の分析まで一貫して行なっています。 首都圏・京阪神の各ターミナル付近や住宅密集地域に設営した会場で頻繁に実施しており、 調査対象者の街頭リクルートをはじめ、経験豊富なスタッフが調査の運営にあたっています。

[PREV]　｜　[NEXT]