訪問調査法とは調査員が対象者の自宅などをを訪問して調査を行なう方法です。 調査員がフェイス・トゥ・フェイスで協力依頼を行うため、 他の手法に比べ高い回収率が期待でき、対象者の負担の大きな調査にも対応できます。
訪問調査には、面接法(対象者に調査員が質問し、回答を質問紙に記入する)、 留置法(調査員は対象者に質問紙を渡し、回答が記入された質問紙を回収する)、 面接・留置法(一部の質問は面接、残りの質問は留置する)があります。
面接法は調査票以外の資料や写真・物品を呈示しながら質問することができたり、 回答内容によって次に質問する内容を変えたりと、フレキシブルな対応が可能です。 また、複数回の訪問や面接法と留置き法の併用などにより、かなり質問量の多い、 込み入った調査も実施できます。さらに、対象者が事前に質問内容を知ることがない、 質問をさかのぼって回答しなおさないなど利点の多い手法です。
回収率が高く、正確なサンプリングによって代表性が確保できるので、 特に代表性を重視する調査に適しています。商品や広告の認知(純粋想起、助成想起)、 使用、購入などの実態を把握する実態調査からホームユース、C/Pテストなど、 さまざまな用途に使える最もベーシックな定量調査法の1つです。
弊社では調査の企画・立案から実査・集計、調査結果の分析まで一貫して行なっています。 首都圏及び京阪神の2拠点と全国主要都市に配置したスーパーバイザーと経験豊富な 調査員が、調査対象者を訪問し、調査を実施します。 もちろん、調査対象の抽出は、それぞれの調査目的に対応し、 統計手法に則り、正確な無作為抽出を行ないます。
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